●WWW天気予報Ver2.21(2003/05/01) ○概要 週間天気予報を掲載しているWWWサイト(現バージョンでは www.excite.co.jpのインターネット番組表のみ対応)から指定された地域の週 間天気予報を受信し、これをスケジュールデータへ登録するソフトです。 ○使用上の注意事項 本ソフトはフリーソフトです。個人的な目的のための利用・再配布は自由に 行っていただいてかまいません(ただし転載は無断で行わないでください)。 これ以外の目的で再配布する際には事前に(事後でもかまいませんが)知らせ てください(連絡先は文末にあります)。 本ソフトを利用したことにより発生した損害等について、作者は一切責任を 負いません。この点に同意いただける場合のみご利用ください。 ○対応機種 ソケットライブラリの動作制限からMI-10では動作しません。 ○準備 ・最終的にはインターネットに接続できる環境さえあれば誰でも使えるものに するつもりですが、現バージョンでは以下のような制限があります。 (1)MOREソフトから本体の接続設定を利用することはできず、別途接続設定 ファイルを用意する必要があります。 (2)「MOREインターネット設定」(別のMOREソフト)を使えば簡単に設定フ ァイルを作成することができます。 (3)MOREインターネット設定を使わない場合: 接続設定ファイル名は"MPGPPPP.DAT"で、これを本体に置く必要がありま す。すでにFTPなどの通信機能を利用するMOREソフトを使っている場合は ファイルをコピーして利用できます。初めてこのファイルを記述する場 合はサンプルファイルを参考にして記述してください。 (4)exciteのインターネット番組表では各地域毎に異なるURLで週間予報が公 開されています。現バージョンでは自分が使う地域と主要な地域のURLの み調べ、デフォルトのデータとして用意しています。用意されていない 地域のURLについてはWWWブラウザなどで http://www.excite.co.jp/zaurus/bangumi_fr/weather/forecast/japan.html にアクセスして調べ、地域設定にて登録して使ってください(その際メール でそのURLを知らせていただければ次のバージョンからデフォルトデータとし て組み込みます)。 (2003/5/1追記) ここから目的の地域の週間予報を表示させて、そのURLの http://www.excite.co.jp/zaurus/bangumi_fr/weather/weekly/ から後ろの部分を地域設定で入力してください。 ○簡単な使い方 [メイン画面]  起動後最初に表示される画面です。地域設定が完了してあればこの画面で [接続/実行]ボタンを押すだけで必要な処理が行われます。 ・[終了]本アプリケーションを終了します。 ・[地域ボタンメニュー]登録されている地域から、週間天気データを取得す る対象の地域を選択します。なければ[地域設定...]ボタンで設定画面へ 行って登録します。 ・[地域設定...]地域の設定(新規、修正、削除など)が行えます。 ・[以前に登録した同じ日の予報データを削除する]このボタンをチェックし ておくと、以前にスケジュールへ登録した予報データを削除してから新た な予報データを登録します。詳細な処理内容は後述します。 ・[予報データの先頭文字ボタンメニュー]WWWから取得した週間予報ページ から、スケジュールへ登録する予報データに変換する際にデータの先頭に、 識別用に文字を付加します。この文字列を選択します。 予報データの削除ではこの先頭文字が削除対象のデータの目印になります ので、通常(先頭には)使わない文字を指定するようにしておいてくださ い。 また、地域毎に先頭文字を変更したい場合は地域設定で変更できます。 ・[登録先]常に本体に登録するか、カードがあればカードへ登録するのかを 選択できます。「あればカード」を選択している場合、カードがなければ 本体へ登録されます。 ・[絵記号を使う]下記のルールに基づいて、予報データを絵記号に変換して 登録します。 晴 → 「絵記号の太陽マーク」 くもり → 「絵記号の雲マーク(雨が降っているようにも見えて まぎらわしいかもしれませんが)」 雪 → 「絵記号の雪だるまマーク」 雨 → 「絵記号の傘マーク」 時々 → 「/」 後 → 「半角の→」 か → 「|」 一時 → 「半角の・・・(これで1文字です)」 ・[実行後の動作]下記から選択できます。 ○何もしない:このままWWW天気予報の画面にいます。 ○本体スケジュール起動:本体のスケジュールを起動します。 ○月の予定表起動:mabさん作の月の予定表を起動します。 ・[タイムアウト]ページを取得する際のタイムアウト時間(この時間以上か かった場合にエラーにする時間)を変更します。標準は40秒ですが、これ でうまくいかないようなら長いものを選んでみてください。 ★[PPP切断]URL読み込み終了後、PPP接続を切断するかどうかを選択します。 常時接続環境などでPPP接続を維持したまま他のネットワークアプリを利 用したい場合には[切断しない]を選択してください。 ・[接続/実行]指定された設定にて、インターネットに接続しWWWからペー ジを取得、予報データのスケジュールへの登録までを行います。接続はペー ジ取得後自動的に切断されます。 [地域設定画面] 地域毎の設定を行う画面です。 ・[新規]現在選択されている地域の前に新規地域を追加し、これを編集状態 にします。 ・[削除]現在選択されている地域を削除します。 ・[文字入力領域]編集状態の項目の内容が入ります。長い文字列の場合すべ てを表示しきれませんので、入力パッドの←ボタンなどを使ってください。 (地域名)地域の名前を入力します (相対URL)その地域の週間予報のURLの、http://www.excite.co.jp/ zaurus/bangumi_fr/weather/weekly/からの相対URLを入力しま す。デフォルトデータとしてない地域の場合は、予めWWWブラウ ザなどで調べておく必要があります。 (先頭文字)その地域の場合だけに適用する、予報データ先頭に付加する文 字列を指定します。指定しない場合はメイン画面で指定した文 字列が使われるようになります。前述しましたが、以前に登録 した予報データの削除を指定した場合、予報データと同日でか つこの文字列で始まるスケジュールデータが削除されます。通 常のスケジュールデータの先頭には使わない文字列を指定して ください。 ・[↑][↓]地域の順序を入れ替えます。ここでの順序が項目編集時に出るプ ルダウンメニュー内の表示順になります。したがってよく使うものを上に 置くようにすれば良いでしょう。 ・[設定]地域の設定を登録して画面を抜けます。 ・[中止]地域の設定を破棄して画面を抜けます。 ○プロキシ対応について(Ver1.20より) Ver1.20よりHTTPプロキシに対応しました。HTTPプロキシを使う方法は以下 のとおりです。 (1)MOREインターネット設定を使っている場合 MOREインターネット設定 Ver1.40ではプロバイダ設定にHTTPプロキシを 設定できるようになっています。これを使えばWWW天気予報側でHTTP プロキシを使うことができます。 (2)PPP設定ファイル(MPGPPPP.DAT)を自分で用意している場合 PPP設定ファイル内に以下の1行を追加してください(プロキシサーバの 部分は書き換えてください)。この例ではプロキシサーバは www.proxy.co.jpです。 #Proxy_HTTP=www.proxy.co.jp またプロキシサーバに:をつけてポート番号を指定することもできます。 #Proxy_HTTP=www.proxy.co.jp:3000 ○詳細な説明(興味のある方だけどうぞ) (1)WWW天気予報が行っていること 通常、WWWページを見るためにはWWWブラウザを使います。WWWブラウザが 行っていることは簡単にいえば、 (a)WWWサーバからHTTPでHTMLデータを受信する (b)HTMLデータを解析して、画面に表示する (c)画面上でのユーザの操作に対する処理を行う というようなことです。 WWW天気予報は(a)を行い、受信したHTMLデータを解析してこの中から 週間天気予報の各日の予報をスケジュールデータとして登録します。 このときアクセスするWWWサーバはwww.excite.co.jpに、サーバに要求す るURLは"/zaurus/bangumi_ex/weather/weekly/"の末尾に指定した地域の 相対URLをつけたものにしています。 またスケジュールデータの登録では、以前のデータの削除が指定されて いた場合は指定された先頭文字列(指定地域がoverrideする先頭文字列 を持っていればこちらを、そうでなければ全体設定のものを使います) で始まるその日のスケジュールデータを1件だけ削除します。登録するデー タの先頭にもこの文字列を付加してから登録します。 (2)データ構造について 以下のようなデータ構造になっています。 地域データ(F0:MPGPRGN.DAT) 地域のタイトル 番号 相対URL 先頭文字列 ○制限事項 ・exciteのURLが変わったり、週間予報HTMLの形式が変わった場合には対応 できません。特にHTMLの形式が変更された場合は、その変更の仕方によっ ては異常が生じることも考えられます(なるべくエラーになったりするよ うにはしていますが)。バックアップはこまめにとっておくようにお願い します。 ・地域の最大数は100個です。 ○履歴 Ver2.21(2003/05/01) ・地域を示すURLが変更されたためデフォルトデータを差し替えました。 ただし、すでに前バージョンをご利用の方は以下を参考に地域設定で相対URL を修正するか、本体にあるMPGPRGN.DATというファイルを削除してWWW天気予 報を起動しなおすかしてください。 京都府南部 ?pref=6100®=6100 東京都23区 ?pref=4400®=4410 神奈川県東部 ?pref=4600®=4610 神奈川県西部 ?pref=4600®=4620 愛知県東部 ?pref=5100®=5120 愛知県西部 ?pref=5100®=5110 大阪府 ?pref=6200®=6200 奈良県北部 ?pref=6400®=6410 石川県加賀地方 ?pref=5600®=5610 兵庫県北部 ?pref=6300®=0500 兵庫県南部 ?pref=6300®=6300 北海道石狩地方 ?pref=1700®=1400 ・「曇り」が「くもり」というようにひらがな表記に変更されたことに対応 (絵記号を使う場合) Ver2.20(2002/05/06) ・PPP接続をページ取り込み後も切断しない設定を可能にしました。常時接続 環境で接続を維持したまま他のネットワークアプリを利用したい場合に使い ます。意味がよくわからない、という方は必ずデフォルトの設定[切断する] に指定しておいてください。 Ver2.11(2001/12/03) ・通信環境によってはサーバからの切断通知でエラーになり、ページの取り込 みが行えない場合があるという問題に対応しました。 Ver2.10(2001/11/24) ・スケジュールファイルが開けなかった場合にもエラーアラートを出すように しました。 Ver2.00(2001/09/25) ・exciteに見切りをつけてデータの取得先を別のサーバにしようとしたのです が、どうもHTTPのレベルでうまくいかなかったため、やむを得ずexciteの新 フォーマットへ対応することにしました。最近はきちんと更新されるように なっているのでしばらく様子を見ます。 ・ただしexciteではURLも変更されているため、全バージョンまでの地域設定 情報は引き継ぎません。デフォルトで入っていたものに関しては新しいURL が入りますが、それ以外の地域は再びURLを調べて入力してください。 ・地域設定画面のインタフェースをわかりやすくしました(修正、確定ボタン をなくしました)。 Ver1.23(2001/04/13) ・proxyの関係などで長いページ取得時に長いタイムアウトを設定できるよう にしました。ページ取得に失敗するようなら長いタイムアウトで利用してみ てください(Eddyさんテストご協力ありがとうございました)。 ・通常短くても6日分は表示されていたexciteの週間天気ですが、なぜか現在4 日分しか表示されていません。6日か7日分のデータでなければエラーにして いたのですが(予期していたものと違うページ)2日以上あれば表示できる ようにしました。 Ver1.21(2001/04/03) ・サーバへの接続に失敗した場合に正しく通信エラーとならず、異常動作して しまうことがあるバグを修正しました。 Ver1.20(2001/04/02) ・HTTPプロキシに対応しました。説明をよく読んでご利用ください。 ・起動後のアプリケーションに月の予定表Vを追加しました。 ・兵庫県各地域のURLをデフォルトデータに追加しました(Junichi Igarashi さん、ありがとうございました)。 ・石川県加賀地方のURLをデフォルトデータに追加しました(たけさん、あり がとうございました)。 Ver1.11(2000/02/07) ・絵記号を使う場合に"後"の場合におかしな文字に変換していたバグを修正し ました。 ・絵記号変換に"か"と"一時"を追加しました。 Ver1.10(2000/02/07) ・登録先をカードにも指定できるようにしました。 ・絵記号を使う機能を追加しました。 ・実行後の動作を選択できるようにしました。 ・exciteのフォーマット変更に対応しました。 ・exciteで6日分しか週間予報が出ない場合にも対応するようにしました。 ・東京都多摩西部のURLをデフォルトデータに追加しました(eddyさん、あり がとうございました)。 Ver1.00(2000/01/23) ○今後の予定 ○連絡先(感想・要望・質問等もどうぞ) ウクレレとりっぷ ukulele_trip@yahoo.co.jp